日経 WOMANに載っていた
海原 純子さんのエッセイを読んだ。

海原さんといえば医学博士でエッセイスト。
TVにコメンテーターとかでも出てたりして
地位も名誉もすべて手に入れたうらやむべき素晴らしい女性。
っていう印象で彼女を見てた。

そんな華々しい人生を送ってきた彼女だから
すべて順風万端で挫折とか知らずに
万進してきたのだろうと思っていた。
世の名、そんな女性(ひと)もいるんだよなぁ〜って。

でも違った。

彼女は彼女なりの蓄積された感情やストレスによって
仕事もままならなくなってしまったという経験をしていた。
それは彼女を支えてきた美学がすべて吹っ飛んでなくなってしまい、
崩壊し何もなくなったと称しているほどのものだったらしい。

なんだ・・・そうなんだ。

力がフッ!と抜けた。
こんなすごい女性ですらこんなにいろいろ悩むんだから、
私が悩んだっていいじゃない。
私が弱音はいてもいいじゃない。
私がストレスから蕁麻疹出てもいいじゃない。
私が体に変調をきたして具合が悪くなってもいいじゃない。
そんなふうに思えた。

「カッコよくなくてもいい、年をとっても美しくなくても、
人から素敵と言われなくても、本当に自分の感情を表現しながら
生きていきたいと思った。

こんな彼女の言葉が私にきっかけをあたえてくれ、
自分を見直す方向を示してくれたような気がする。

分厚い本でも、専門書でもなく
ほんの見開き二ページの記事にだけど
私にとって大きな指針。

物事は一面性では捉えきれない。
多面的に捉えていかなくては・・・

私は何が本当にやりたいのか。
どう生きていきていきたいのか。
そう思ったときに残ったことが
本当にやりたいことだったと彼女は語っている。

私にもそれを見つけることができるのだろうか・・・
本当に必要なもの;
本当に大切なもの;
本当に・・・本当に・・・

私はまだ見つけられずにもがき続けている。
けれど必ず見つけてみせるし、見つかると信じている。
だから今日ももがき続ける。
それが必要だから・・・

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